2014年2月5日

大須演芸場

22歳の春、初舞台。客席よりも楽屋の人数の方が多かったです。みんなでそうめんを湯がいたり、餅を焼いたり、楽屋は家族でした。
色んな先輩に色んなことを教えてもらいました。
たった一人のお客さまが自分の舞台で途中退席しようとする。お客さまが喧嘩を売ってきた。すべては大須で学びました。 誰かがパチンコで勝てば全員に驕りました。
誰かが風邪をひけばみんなが持ち時間を調整してくれました。
みんなで名古屋球場に熱田神宮に行きました。
米兵に100円の着物を買いに行きました。
演芸場のヒロキとは毎日キャッチボール。彼ももう40歳。
マネキを描いてくれました加藤さん、団六の名前の横に、関西の大巨人とありましたね。その横に東洋小勝さんの名前。横に、笑う小人、でした。最高ですね。
ヤクザなおっさんが恐喝してきた肉をおいしくいただきましたね。

楽屋の壁にサインして売れた芸人はおらんでえ、と教えてくれました。その日、さんまさんのサインを見つけました。
大須演芸場、ほんまに無くなるの?
近藤覚悟、波たかお、たかし、柳家小三亀松、伊東かおる、もっとたくさんの方、ありがとうございました。そして、ヒメ、ほんまにありがとうございました。また会いましょう!

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