2014年8月30日

花筏

急に花筏を繰りたくなった。急に川を見たくなった。仕方ないので、近所の住吉川へ行き、浜から山まで往復を繰り返し、約10キロ、あまりにきれいな清流なので川へ入りシコを踏んでいると船弁慶がやりたくなり、そもそも我は桓武天皇九代の後胤平の知盛亡霊なり、
と、やっていると犬が来たので牛ほめをやりたくなり、天角地眼とやっていると周りに人だかりが出来ていた。

私は常識人である、帰りにコロッケを買い、食べながら帰った。家に帰ると私が今食べたコロッケがたくさん皿に積まれていた。

安売りしとってんと、紀伊半島のような顔、洗濯機のような体の愛する妻がスタップ細胞のように光りながら笑っていた。

竜宮界龍の都を思い出した。

渡り蟹のように体から10本の脚が生えている美しい妻は私を見るなり死神を繰り初めた。非常識にも程がある、

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