2014年3月15日

ホワイトデー

バレンタインデーであほ娘大量にチョコレートくっきりを作っているのは知っていました。名簿を作り、誰にどれくらい渡すかのリストを作っているのも知っていました。それをひとつの人、ふたつの人、みっつの人、と小さな袋に入れ分け、リボンで結び、ハートマークを付け加えているのも知っていました。もちろん、私の分はありません。テーブルの拭き掃除と洗い物は私がやりました。

ホワイトデーがやってきました。バイト先から帰った娘は大きな紙袋を取りだし、中から、お返しのお菓子を並べ始めました。そして一月前に作ったリストを取りだしました。
ひとつあげた、あの人はこれ、ふたつのあの人はこれ、ええと、みっつの人はええー、こんなんもろてかめへんの!?よっつにしといたら良かった。見れば有名ブランドのチョコレート。

リストは5段階に採点され、今後の付き合いの参考にするそうです。
そして食べる順に並べ始めました。私にはあたりません。どれかちょうだい、と言いましたら、ひとつひとつ値段を付け始めました。

あほ娘ではないようです。

それよりも、かつて義理チョコに適当にお返ししていた私の評価が気になった夜でした。

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